学生だった頃、「朝の読書」という時間がありました。たしかホームルームのあと、10分間だけ好きな本を読むといったもの。調べたら、はじまりは1988年に千葉県のふたりの高校教師の方の提唱で始められ、全国の学校に広がっていったとのことです。
うちの学校もこの朝の読書という時間がありましたが、全ての学校が実施しているわけではなく、やっていない学校もそれなりにあるようです。好きな本をたった10分だけ、記録も感想文も書く必要がなく、ただ読むだけ。という活動です。
もともと読書が好きな私にはありがたい時間でした。しいていえば、10分だと短いなというくらいでしょうか(笑)
普段は時間をはかって読書をしませんが、10分っておもったよりページを読み進めることができるんですよね。この時間をきっかけに、普段本を読まないような子も、「あれ?今読んでる小説、実は結構面白いじゃん」って感じで読書を楽しめるようになってたりもしました。
他にも「読解力がついた」とか「落ち着きが出てきた」とか「語彙力がました」など良い報告があがっているようです。学生さんにはメリットしかないように思えるので、ぜひとも全国の学校ではこの朝の読書時間を実施していただきたいなと感じました。