「生きるって大変だな」と思うことがあります。大きな達成感を得たり、心温まる幸せを噛みしめたりする時もあれば、大きな壁にさえなまれたり悲しい気持ちになったりと試練も降り注ぐのが人生だと思うようになりました。よいことしか起こらない人生はないし、困難があるからこそ成長できるのは頭で分かっていてもなかなか心はついてゆかずに戸惑うこともあります。以前友達とお酒を飲みながらそんな話をしている時に言われた言葉があります。それは「人には同じ分だけの幸せと苦労が与えられている」ということです。だから若い時に苦労をすれば晩年はきっとそれが報われると話してくれました。「若いうちの苦労は買ってでもしたほうがよい」という言葉に妙に納得したものです。また一方で以前に読んだ本では「試練は乗り越えられるものしか与えられない」ということが書かれていました。この二つのことをみても生きるということは本当に奥深いことが分かります。
もし困難にぶつかった時、自分だけで抱え込まず誰かに話すことや書籍を読む事で開けることがたくさんあると思います。私自身もそうすることで乗り越えられたことも少なくありません。また作家や昔の偉人の言葉には説得力がありためになるものが多く存在することも知りました。「知る」ということは大きな意味があり、良き糧になることをこの身で感じたことは私にとってささやかな宝物です。