スケッチブックにイラストを描く女性の記事を読みました。この方は若い頃から購入した洋服や靴、バッグや小物などを全てイラストにして記録を残しているそうです。この記事が載っていた雑誌には、女性が手掛けたたくさんの絵が載っていてとても興味を魅かれたのでした。どのスケッチも色付けされておらず黒い線だけで描かれていましたが、センスがよいおしゃれなアイテム達がどんな形をしていて、どんなコーディネートに見合うものなのかが一目瞭然で分かるスケッチに仕上がっていました。それらからおしゃれを楽しむ心意気が伝わってきたと同時に「絵心があるって素敵だな」と感じました。
洋服やファッション小物達は大切にすれば長く愛着を持って楽しむことができますが、いつしか物は壊れ、傷んでしまうものです。でもスケッチとしてノートに書き留めておくことで、いつまでも持ち主の心の中に大切に保管されてくのではないかと感じます。またその時代に流行したアイテムなどをノートに残すことで、自分が過ごしてきた過去を振り返り懐かしむことができるのもいい時間だと感じます。あの記事に出会ってから私もいつかノートに今のことを書き留めたいと感じるようになりました。一週間に数分でもいいからペンを持って書く時間を設けることで、暮らすことをより豊かにさせてくれる気がします。