仏五輪開会式

今年もやってきましたねオリンピックが。華のパリでの開催ということで楽しみにしていた方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

私はSNSで流れてくるニュースだとか速報を見るばかりで実は本編を全く見ていないのですが、どうやら開会式が物議をかもしているようですね。

気になったので私も調べてみました。レディーガガによる歌唱パフォーマンスや屋外で行われたショーなど目を引くものがありましたが、中には日本人の私でも大丈夫かこれ……?!と思うものも。

どうやらフランス革命をイメージした演出だったようなのですが、ギロチンで首を落とされたマリーアントワネットに関しては、ハプスブルク家の末裔や諸王侯貴族から大批判だったようで、また最後の晩餐からインスピレーションを受けたとみられるパフォーマンスと裸で青く肌を塗った裸の男性(ギリシャ神話のデュオニソスがイメージらしい)がおセンシティブな歌を歌っているシーンはクリスチャンたちがキリスト教を愚弄しているとデモを起こすほど。

それに対し、国際オリンピック委員会が謝罪をするなど今までに見たことのない事態になっています。

フランスはちょっとおふざけをする傾向のある国だとは思っていましたが、今回はその度を越してしまったようですね。

特に現代はコンプライアンスだとか、配慮、配慮、配慮の時代ですから、特に風当たりが厳しかったでしょう。

ちなみに、今回の開会式の炎上の件を受けて、誰も不快にさせない東京オリンピックの開会式は凄かった、と再度ピクトグラムを利用した演出のショーに目が向けられていましたね。

芸術と誰も傷つかない事のバランスは中々難しいのかもしれないな、と思いました。